日々は続く

今日は3月11日ということで、東北に住んでいる身としては、実際に震災を体験してもう3年も経ってしまったのだな、という感じです。時間の流れ、めちゃくちゃはやい…

海沿いではなかったので実際に津波の被害等にはあっておりませんが、家の中はぐちゃぐちゃになるし、電気もガスも水道も半月は止まるしで、あまりの非日常に今でも幻の出来事のような気がします。

父は震災のあと、3日後くらいにすぐに働きに出かけました。みんな今はいっぱいいっぱいなのだから、そんなにすぐに人は来ないだろうと思いましたが、今ではその行動自体に意味があり、正しいものであったのだと思えます。

日常を壊すのが非日常なら、その非日常を打破するのも日常なのだということ。

私はNHKの朝ドラ「あまちゃん」が大好きなのですが、それはおそらく先の理念を体現したドラマであったからだと思います。
父も大好きで、DVDボックスまで買いました笑
国家試験も終わったし、日本に帰ってきたらまたゆっくり見始めようかな〜。

一方で、父の非日常は実はまだ続いています。月に何回か、ボランティアで身元確認の仕事をしています。震災直後は週3回のペースで集まっていましたが、今はだいたい月2回のペースに減りました。
まだ、見つからない人も沢山います。

私も今年度からは薬剤師として、今までよりも地元の力になっていけたらなと思います。考えることはいっぱい!
そうやって日常をしっかり積み重ねていきます。