みんな幸せになれ
昨日はずっと読まずに積んでいた漫画雑誌を消化しましたのでその感想をば。
お父さんが毎号買ってくる週間少年ジャンプと、ゲッサン、good!アフタヌーン…結構な量になっていた笑
試験終了後の開放感もあってか、色んな漫画のところどころのシーンで泣きました。
物語も絵も色遣いも言葉も何もかもが本当に美しかった…!これは本当に雑誌の漫画を読んでいないと体験できない喜びだと思います。(単行本だとだいたいのカラーはモノクロになってしまうからね…)
話の内容はとてもシンプルで予想も可能なものなのに、あれだけ感動させることができる演出力ってのはやはり作者の力量なんだろうなと思います。
その前の号のハロウィンのやつも素敵だったしなあ…!
単行本、前から欲しいなと思ってたがやはりまとめ買いしよう(`・ω・´)
あとは、トリコもやはりシンプルに感動する…あれも演出力が素晴らしいんだろうな。
自信を喪失してお腹も空かなくなってしまった美食屋トリコに、周りの人々が食材を持って集まってくる。その食材は全てトリコが発見してきた食材で、その食材に関する各々の思い入れをトリコに語りかけ、その食材を見つけてくれてありがとうと感謝する。
その話を聞いて、トリコはやっとまたお腹が空く、人々が自分の持っている食材を食べてほしいと駆け寄るが、トリコはまた旅に出る。
自分の見つけたその食材はみんなに食べてほしい、俺は美食屋トリコだから、みんながまだ食べたことのない、素晴らしい食材を見つけてくるからと言い残して。
人々の食材に関するひとつひとつのエピソードが本当に秀逸で…もう…泣くよね…!
自分ががむしゃらに頑張ってきたことで、その後ろに何が残っていて、他者にどんな影響を与えているかは往々にしてわかりにくいものだけれど、もしそれにより救われたり楽しんだり喜んだりしてくれる人が思いがけず居るのだとしたら、本当に幸せなことであると思います。
創作や仕事というもののやり甲斐や目的、そういうものはそういったところから生まれてくるものなのだろうな…!
あっむしろ人生そのものに言えることかもしれないな。
私も社会人になったら、がむしゃらに頑張りたいことが沢山ある!それが誰かのためになるかどうかは今はわからないけれど、いつか誰かの役に立つならば、それ以上に幸せなことはないと思う。