この記事も、またいつかの私を救うはず

慌ただしい日々が続いています。

散々言われてきていることでしょうけれど、忙しいって心を亡くすって書くんですよね。
だんだんと余裕が無くなってきて、色々と悩んで沈んでしまったり、どう動けばいいかわからなくなってしまったりしてしまった時は、田中ユタカ先生のこの言葉を思い出すようにして、軸がブレないようにしています。
「やさしい心の人になりたい。 人生や世の中を少しでもより良いものにしたいと真剣に願うなら、この素朴な気持ちをキープすることがいちばん大切で有効なのかもしれない、と思う。」
https://twitter.com/tanakayutak/status/340810537996791809

シンプルで美しいな、と思います。
もやもやと色々考えても、結局この考えに落ち着きます。
身に降りかかるあらゆる物事に真摯になれる気がします。

そりゃ優しさだけでどうにもならんこともありますが、どうにもならない時にでも、自分は優しくありたいと考えて選択をしたのだというその事実が、挫けそうな自分自身を少しだけ救ってくれるのではないかな、と思います。
また、保身を図ったり、誤魔化そうとしたり、他の誰かに八つ当たりをしてしまったりなどの負の連鎖を防ぐ役割も果たしてくれています。

田中ユタカ先生の漫画は一般誌のものを2点(「愛人」「ミミア姫」)所有していますが、どちらも素晴らしく、影響をモロに受けた私は自分の考え方の根っこの部分をそこに置いています。

特に「愛人」は、語り出すととまらないくらいなので、また今度読み返した時にでも語りたい…。大切な、私の人生の3大漫画のひとつです。(ちなみにあとふたつは、「ぱじ」と「MASTERキートン」です)

田中ユタカ先生の作品は成年誌のものもいつかは読んでみたいと思っていますが、実はまだなんとなく照れてしまい、読めていません。とっくに成年しているというのに…笑




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写真は恋人と春に行った植物園の温室。暖かい光が差していて、不思議な花が咲いていて、もうなんだか夢のような場所でした。
こういう暖かい思い出を、気持ちが寒くなったら思い出すようにしています。